老残独楽独学の記2ーオミクロンからの帰還

今年もはや、2月も終わり、明日から、3月でありますが、今年は、年明けにオミクロンにかかり自宅療養からほぼ始まったという最悪のスタートになりましたが、とりあえず今は、回復して、日々忙しくしています。今年に入って、集中していることは、スペイン語のお勉強でありますが、白水社の管原昭江著の極める動詞ドリルをここ一年以上も学習しているのだが、なかなか知識は定着せずに動詞の活用の蟻地獄の落ち込んで長らく脱出できない様相を呈していましたが、この度やっと直説法の動詞の所は終了して、二三日前から接続法現在の活用を勉強しているのですが、これまたなかなか活用も複雑で用法もわかるまでには、時間がかかりそうなのであります。まあ、語学の学習というのはマラソンと同じでタイムさえ気にしなければ、そして走り続けていれば、いずれゴールにはたどり着くものなのです。

ラソンといえば、昨日マラソン大会があったらしいが、私も、昔、一時ジョギングに凝っていたことがあって、5キロや10キロの市民マラソンに出ていたのだが、ひょんな事から、一度だけフルマラソンを走ったことがあります。その後、ハーフマラソンを2度ほど走ったことがありますが、普通の市民ランナーは、他の人の競走という意識はあまりなく、フルなら4時間は切りたいとかいった大雑把な目標であくまでライバルは自分自身なのです。

そいう意味では、試験の為の勉強でもなく、強制された勉強でもない好奇心に基づいた楽しみとしてのお勉強は、姿勢として市民ランナーと共通するところがある。市民ランナーが純粋に走ることに意味を見出しているように、市民学習者もまた純粋に好奇心に基づいて純粋にお勉強することに意味を見出しているのである。