老残独楽独学の記1

年も新しくなったことだし、新しいタイトルのもとに長らく休んでいたブログを再開しようと思う。

去年は、スペイン語のお勉強については、動詞の活用に苦しんだ一年でありましたが、今年もその蟻地獄から抜け出せそうにもありません。

勉学の原動力は、すなわち好奇心でありますから、学ぶことは、興味関心からの楽しみ事であり、その意味においても独学こそが勉学の王道なのであります。

世間では、いろいろ言われているが本当の所はどうなんだろうか知りたという気持ち、それが学ぶことの出発点である。例えば、今、政治政策の面で言えば,緊縮財政派と財政出動派が争っているが、本当は、どちらが正しいのか、非常に面白いところだが、これは、最終的には、経済学の問題に行きつく。

経済の問題は、専門的な問題であるから、一般の人には、わかりにくい、そのわかりにくいことをいいことに、自分の利益のためいい加減のことを言い募る専門家もいることであろう。特に、多く、学問研究が、世のため人のためのや真理真実の探求ためでなく、金儲けや出世の道具になってしまっている現代においては、曲学阿世の徒が跋扈するのは当然のことである。

このような時代であるからこそ、自らの好奇心、探求心を基にして、自ら学ぶ姿勢でもって生き抜くことが大事なことだと思う。