老残独楽独学の記−3

最近というより、ここ一年以上は、スペイン語の学習に多くの時間を使っている。外国語をそれなりに習得するには、時間がかかるし、語学学習だけで自らの好奇心を満たせるかというと、そういうわけにも行かない。好奇心は多方向に広がっていくからである。しかし、限られた生活者の時間の中で、全ての好奇心を満たすことは不可能ではあるとしても、できるだけ多様な好奇心を満たしたいというのは人情というものである。

できるだけ多くの分野を学習したいと思ったとしても、ある程度、的を絞ることは必要であり、バランスをとりながら時間を有効に使う必要があるのだろう。ところで、スペイン語に多くの時間を割いている間に、絵も、その他の事も、あまりできていないのが実状である。バランスの良い時間の再配分の必要がある。