アート、文学などなど6

先週の金曜日から、agota kristofeの、the proof.とthe third lie.の英語に翻訳されたものを、主に、電車や喫茶店で読み続け、やっと本日、読み終わったのですが、一文一文がわりと単文で、難しい単語や言い回しもないので、ほとんど辞書なしで、読めるのですが、内容は、なかなか複雑で、読みごたえもあり、書く立場からしても、いろいろ考えさせらる内容でありました。この二作品は、第一作のnote book.を含めて、三部作であるのですが、内容的には、それぞれが独立した個別の作品で、厳密な話の一貫性というものはないが、それぞれの作品が、互いに響きあって、越境し合い、それぞれの作品をより印象深いものにしているように思えたのでした。